JR東海はこのほど、東海道新幹線の車内と主要駅の弁当販売店で販売するサンドイッチをリニューアルすると発表した。パン・具材・製法のすべてに徹底的にこだわるとともに、豚ヒレやアボカドなど新たな具材を使った商品を追加。従来の9種類から15種類へとラインナップを強化する。

東海道新幹線の車内と主要駅の弁当販売店で販売するサンドイッチをリニューアル

新発売の「アンデス高原豚のヒレカツサンド」(740円)は、自然豊かなチリで育ったアンデス高原豚を使用した商品。牛メンチカツサンドなど、4種類をラインナップした「カツサンド」シリーズの新商品として売り出す。エビとブロッコリーにアボカドフィリングを添え、オーロラソースで和えた玉子そぼろをはさんだ「えびブロッコリー&アボカドフィリング」(470円)や「エビカツサンド」(640円)など、女性に人気の食材を用いた3種類は「カフェサンド」として販売される。

その他、「ハムサンド」(540円)などの定番シリーズ5種類、一度に色々な味を楽しめる「ミックスサンド」シリーズ3種類も発売となる。リニューアルに際し、ハムや玉子などの具材をひとつずつ見直し、さらにおいしさを追求。トマトはすべてJR東海グループの野菜ブランド「のぞみ畑」で採れたものを使うという。

パンの製法も改良し、小麦粉をお湯でこね上げてからじっくりと熟成させた「湯種」をパン生地に加えることで、しっとりとした口溶けのよい食感を実現。新しいパンスライサーの導入により、パン断面の凸凹もなくなり、口あたりもこれまで以上になめらかになるという。新型機器の導入で製造時間も大幅に短縮され、これまで以上に新鮮なサンドイッチを味わえるようになる。

4月7日にリニューアル発売された「カツサンド」4種類を皮切りに、5月19日まで段階的に新商品・リニューアル商品を投入する予定だ。