お笑いライブ「東京グランド花月」の初日公演が29日、東京・池袋のサンシャイン劇場で開催され、吉本新喜劇のメンバーのほか、お笑いコンビのピースやタカアンドトシらが出演した。

ピースの又吉直樹(左)と綾部祐二

「東京グランド花月」は、漫才、落語、コント、吉本新喜劇など、よしもと100年の歴史を彩る看板寄席"グランド花月"の東京公演。初日の第1回公演は、ピースがトップバッターを飾り、綾部の「どうも~! 芥川賞で~す!」というおなじみの芥川賞イジリで始まった。

ロバートは、秋山と馬場が変な客に扮するコント「CDショップ」で爆笑を誘い、トータルテンボスは「しのびねぇな」「かまわんよ」のかけあいを見せ、COWCOWは"あたりまえ体操"の新作「恋愛バージョン」を披露。タカアンドトシは、SMAP解散騒動やベッキー不倫騒動など今年のニュースを交えた漫才で笑わせ、続いて、西川のりお・上方よしお、月亭八方も出演した。

また、前回の東京公演に続き、吉本新喜劇すっちー座長公演を上演。すっちー扮する大阪のおばちゃんキャラクター"すち子"が働く喫茶店でのハプニングを描いた「すち子の一目惚れはつらいよ」を披露した。すち子の破天荒な振る舞いに会場は大盛り上がり。アメを取り出した場面で「ナメるんちゃうで、ねぶり倒すんやで~!」のセリフも飛び出し、観客に向かって豪快にアメをまいて沸かせた。

ロバート

タカアンドトシ

アメをまくスッチー

「東京グランド花月」は3月31日まで開催。吉本新喜劇のほか、30日はとにかく明るい安村、トレンディエンジェルら、31日はNON STYLE、コロコロチキチキペッパーズらが出演する。