オウチーノ総研はこのほど、「『住宅購入』に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2月5日~9日にインターネットで実施。20歳~69歳の男女1,113名を対象に行われた。

52.8%が「新築」にこだわり、前年より新築需要が増加

まず、家を買うとしたら「新築」または「中古」にこだわるかと質問したところ、「新築(マンション・一戸建て)にこだわる」と回答した人が26.6%で最多。次いで「新築(注文住宅)にこだわる」が26.2%、「中古にこだわる」が4.5%、「特にこだわりはない」が42.7%と続く結果に。わずかではあるが2014年版と比較すると、新築の需要が高まっている事がわかった。

20代の84.8%が「中古+リフォーム」を選択肢に

次に、家を買うとしたら「中古+リフォーム」を選択肢として考えているかの質問では、「積極的に考える」と回答した人は18.5%、「選択肢の1つとして考える」が55.3%、「選択肢には入らない」が26.2%となった。

また年代別に見ると、20代は84.8%、30代は68.4%、40代は74.3%、50代は72.2%、60代は71.2%が「中古+リフォーム」を選択肢として考えており、特に20代には「中古+リフォーム」という方法がかなり浸透しているよう。

今は不動産の「買い時」だと回答した人は47.5%

また、今は不動産の「買い時」・「売り時」だと思うかとの質問には、「買い時」だと回答した人が47.5%、「売り時」だと回答した人が12.4%、「どちらともいえない」と回答した人が40.1%と続いた。

「買い時」だという人からは「マイナス金利になったので、 住宅金利も下がるだろうから」(61歳/女性)や「最低金利が更新され続けているから」(53歳/男性)などの理由が挙げられた。 反対に「売り時」だと回答した人からは「経済や不動産市況は悪化していくと思うから」という理由が多く見られた。