お笑いコンビのおぎやはぎ、オードリーらによるテレビ東京系のコント番組『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』が、ギャラクシー賞テレビ部門の2015年12月度月間賞を受賞したことが20日、明らかになった。

3月28日発売予定の『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』DVD BOX(左)とBlu-ray BOX

『SICKS』は、2015年10月~12月に放送され、さまざまな"現代病"をテーマにした、完全オールロケのコント番組。女優の清水富美加、岸井ゆきの、佐藤仁美、モデルの大倉士門、℃-uteの中島早貴などが脇を固め、複数のコントに仕込まれた伏線が交錯しながら、やがて1つのドラマにつながっていくという、これまでにない構成で注目を集めた。

テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーは、マイナビニュースの取材に応じ、「今のテレビの中で文法上ないことをやろうと思って、みんなでドキドキしながら作った番組だったので、単純にうれしいです」と喜びのコメント。佐久間氏が手がけた番組では、これまで『共感百景~痛いほど気持ちがわかる あるある~』『トーキョーライブ24時』も受賞したが、「本当に試行錯誤してきたので、この番組で(賞を)いただけたのは、感慨ひとしおですね」と話している。

ギャラクシー賞は、1963年に創設された、放送批評懇談会が顕彰する賞。同番組は現在、BSジャパンで毎週月曜23時30分から放送中。3月28日には、未公開シーンやメイキング映像、完全新作のスピンオフコント(40分超)を収録したDVD・Blu-ray BOXが発売される予定となっている。

(C)「SICKS」製作委員会