演歌歌手の水森かおりが30日、東京・渋谷のNHKホールで、『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、巨大衣装を披露した。

巨大衣装を披露した水森かおり

ここ数年、巨大衣装で話題を集めている水森。今年は、"平城京から宇宙に飛び立っていく"というイメージの高さ6m×奥行き4.5mの衣装で、"火の鳥に乗る天女"となって「大和路の恋」を歌う。

リハーサルでは、背景の大型ビジョンに平城京や大仏、鹿などのイメージが映し出され、サビに入ると足元から"火の鳥"が出現。まさに"火の鳥に乗る天女"となって、飛ぶように歌唱した。そして終盤、背景が宇宙のイメージへと変わり、幻想的な雰囲気に包まれた。

昨日行われた囲み取材で、水森は衣装について説明し、「訳分かんない感じですよね」とコメント。今年紅白に復活する巨大衣装の先輩・小林幸子に"中ボス"と呼ばれていることを聞き、「うれしいなと思います」と喜んでいた。

今年の紅白のテーマは「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」。総合司会を黒柳徹子と有働由美子アナウンサー、紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦が担当する。出場歌手は紅組26組、白組26組の計52組。昨年は白組が勝利し、通算成績は紅組29勝、白組36勝。

撮影:荒金大介