18日に公開されたシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、日本国内では週末3日間で動員104万4,330人、興行収入16億1,934万円を記録し、興行収入で週末オープニング1位を獲得したことが21日、わかった。

ヒロイン・レイ(右)と新ドロイド・BB-8(左)

興行収入のオープニング成績16億1,934万円は、大ヒット映画『アナと雪の女王』(オープニング成績9.86億円/最終興収255億円)を抜き、日本の歴代興行収入トップの『千と千尋の神隠し』(オープニング成績16.14億円/最終興収304億円)をも上回る。

日本では、12月18日18時30分から全国370劇場、958スクリーンで一斉公開。聖地と称される有楽町の日劇では、5時間前から好きなキャラクターに身を包んだファンが集結し、上映後は感極まって涙する人の姿が目立った。TOHOシネマズ 六本木では、劇場を完全にジャックし18時30分以降は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のみの上映となり、上映開始の瞬間はカウントダウンで大盛り上がり。新宿の劇場では、19日だけでギネス記録級となる史上最多52回の上映を実施し、ほぼすべての回が完売となった。

また、名古屋ほか、全国の劇場ではポップコーンの売り上げが過去最高を記録したり、他地区では、公開日の決定と共に会社に休みを申請した人が劇場に殺到。さらに、初日だけでマスコミの取材が生中継含めて全国で100媒体を超え、メディアを通しても現象が拡散された。

観賞したファンから絶賛の声も続々と上がっている本作。米大手映画評論サイトROTTEN TOMATOESでも、12月21日時点で95点という高評価を獲得しており、つい先日発表されたアメリカ映画協会賞では、作品賞トップ10に選ばれた。全米では早くも、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以来の作品部門でのオスカーノミネートが予測されている。

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