『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が12月18日18時30分、全国一斉公開。記念すべき初回を鑑賞した観客に感想を直撃したところ、「泣けた」「期待以上」「パーフェクト!」と絶賛の嵐だった。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の初日に集まったファンたち

初の試みとして、全国で同時刻に公開を迎えた本作。東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズでは、コスプレした熱狂的なファンが多く駆けつけ、カウントダウンでその瞬間を祝った。そして、記念すべき初回の上映が終了すると、劇場の入り口付近は興奮冷めやらぬ観客たちであふれ、再び熱気が上昇。C-3PO、R2-D2、ストームトルーパーも登場し、ファンを喜ばせた。

観賞した人たちに感想を聞くと、だれもが絶賛。「泣けた」「最高!」「シリーズへのオマージュがありつつ、まったく新しいストーリーになっていて、おもしろかった」「次の世代に行った。サブタイトルの"覚醒"はまさにぴったり」「過去作からのキャラクターに会えて感動した。特に、ハリソン・フォードの登場は興奮した!」「最初から最後まで突っ走る感じ」などと熱く語ってくれた。また、初めて女性を主人公に描かれたことで、今まで以上に女性の心をつかんだよう。「ヒロインがすごかった」「レイがかっこよすぎた」「同じ女性の活躍はうれしい」と女性ファンも大興奮だった。

ジョージ・ルーカスから受け継いだJ.J.エイブラムス監督に対するコメントも多く、「J.J.エイブラムスということで安心していましたが、期待以上! 上回っていました」「J.J.さんがしっかりつなげてくれた。ありがとうと言いたい」「ジョージ・ルーカスは完璧主義者で、それをそのままJ.J.も受け継いだなと。完璧なものが存在していた。パーフェクト!」「J.J.さんは本当に『スター・ウォーズ』が好きなんだと感じた」などと賛辞の言葉があふれた。

そして、観客を見ていた感じたのは、年齢層が幅広いということ。若い世代に好きになったきっかけを聞くと、「両親が好きで、家でいつも『スター・ウォーズ』が流れていた」「親に見た方がいいと勧められて」と、親の影響という人がほとんど。「小さい頃、友達は戦隊もので遊んでいたのに、僕はスター・ウォーズのフィギュアで遊んでいた。木の枝があればそれはライトセーバー!」という20代の男性も。また、「この瞬間に立ち会えて感動してます。DVDでしか見てなかったキャラクターたちとスクリーンで会えてうれしかった。全然違います!」と初めての劇場での鑑賞に感激する人もいた。

上映終了後に劇場から出て来たダース・モールに扮したファン

キャラクターたちの登場にファン大喜び

"ピコピコ"と通信音を発しながら動き回るR2-D2が

新たなる3部作の1作目となる本作の舞台は、『ジェダイの帰還』から約30年後。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン・レイを中心に、フォースを巡る全く新しい"家族の愛と喪失の物語"が描く。

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