愛知県豊田市で5日、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の世界観が体感できるシティタイアップ「Toyota City Montage "ものがたり"つむぐ街」(~12月27日)がスタート。映画のシーンをイメージしたフォトロケーションやアートなどが市内各所に登場した。

コモ・スクエア イベント広場の「星屑スノードーム・ロケーション」

コモ・スクエア イベント広場では、映画の象徴的なモチーフ"星屑のスノードーム"のフォトロケーションが登場。星屑がたくさん詰まったドームの中に入って、写真撮影できるようになっており、初日も中に入って星屑で遊ぶ子供の姿が見られた。

中に入って記念撮影ができる「星屑スノードーム・ロケーション」

とよた科学体験館 スペースホールのプラネタリウムB1階では、"渡鳥での星の移動"を 体験できる「渡鳥インタラクション・アート」を展開。まるで自分が、星の王子さまになったような気分で、渡鳥によって星の間を移動しているような感覚になれる。

星の王子さまになった気分が味わえる「渡鳥インタラクション・アート」

T-FACE・8Fのムービングブリッジでは、天井や床に星をちりばめたようなブラックライト・アート「天体インスタレーション・アート」が登場。星の王子さまや飛行士、キツネ、バラなどのキャラクターも飾られ、物語の世界に入り込める。

星の王子さまたちにも会える「天体インスタレーション・アート」

そして、豊田市中央図書館では、映画のシーンを感じられる空間に原作や関連書籍を集めた「図書館イマジネーション・ルーム」を設置。部屋へ向かう通路にも映画をイメージした雲のゲートが登場した。また、市内では、星の王子さまや主人公の女の子などが描かれたラッピングバスを運行。車内にも映画のビジュアルが飾られ、『リトルプリンス』一色となっている。

「図書館イマジネーション・ルーム」

ラッピングバスも運行

『リトルプリンス 星の王子さまと私』は、現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を描いた物語。豊田市では現在、2年後に同市に誕生するシネマコンプレックスに向けて「映画を活かしたまちづくり事業」を推進しており、そのプロローグイベントとして、豊田市のイルミネーションキャラクター・イルミちゃんのモチーフでもある"星の王子さま"を共通点に、同作とのタイアップが決定した。初日の5日は、鈴木梨央、津川雅彦、福田彩乃を招いての特別上映会も行われた。