米BOX OFFICE MOJOは7月17日~7月19日の全米週末興業成績を発表した。

マーベルの新作ヒーロー映画『アントマン』が初登場首位。気力も能力も優れているはずなのに、なぜかいつも空回りしてしまう主人公が、アリを操るヒーローになるという仕事をオファーされたことから、体長1.5センチまで身体のサイズを縮小できる特殊スーツを着てスーパーヒーロー“アントマン”になろうと奮闘する姿を描いた物語。『チアーズ!』『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のペイトン・リード監督が指揮を取り、主人公を『ぼくたちの奉仕活動』『40歳の童貞男』のポール・ラッド、主人公を導く謎の男をマイケル・ダグラスが演じている。

(C)Marvel 2015

前週トップで初登場の『ミニオンズ』は2位にランクダウン。累計興行収入は2億1,669万2,000ドルと、2週間で2億ドルを突破した。

3位は初登場の『Trainwreck(原題)』。『40歳からの家族ケーカク』のジャド・アパトー監督、人気コメディエンヌのエイミー・シューマー脚本・主演のコメディー。昼は雑誌編集者として働き、夜はクラブで夜遊びという刹那的な生き方を続けるヒロインが、ある男性との出会いを機に恋愛観や人生を見つめ直し再起を図る姿を描く物語だ。

前週2位の『ジュラシック・ワールド』は5位に後退したものの、累計興行収入は6億1,117万4,000ドルと6億ドルを超え、全米歴代興収3位の『アベンジャーズ』にも迫る勢いを見せている。

その他10位『Mr. Holmes(原題)』が初登場。ミッチ・カリンの小説『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件』を原作に、『ドリームガールズ』のビル・コンドンが映画化した作品。老シャーロック・ホームズ役をイギリスで“ナイト”の称号を持つ名優・イアン・マッケランが演じる他、日本人俳優として真田広之も出演している。

北米週末興行成績TOP 10(7月17日~7月19日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 アントマン 5,804万ドル 同左 9月19日 1
2 1 ミニオンズ 5,020万ドル 2億1,669万2,000ドル 7月31日 2
3 Trainwreck(原題) 3,020万ドル 同左 未定 1
4 3 インサイド・ヘッド 1,166万ドル 3億636万3,000ドル 公開中 5
5 2 ジュラシック・ワールド 1,140万ドル 6億1,117万4,000ドル 8月7日 6
6 4 ターミネーター: 新起動/ジェニシス 540万ドル 8,064万ドル 公開中 3
7 6 Magic Mike XXL(原題) 450万ドル 5,863万6,000ドル 未定 3
8 5 死霊高校 400万5,000ドル 1,800万7,000ドル 8月22日 2
9 7 テッド2 270万ドル 7,745万7,000ドル 8月28日 4
10 Mr. Holmes(原題) 248万9,000ドル 未定 1