「並外れている」日本サッカー協会(JFA)会長の宮本恒靖氏が1日、ドキュメンタリー映画『SAMURAI BLUE Project for FIFA World Cup 2026「ONE CREATURE」無数の個性、ひとつの生きもの。』(6月5日公開)のキックオフ特別試写会舞台あいさつに登壇。日本代表を率いる森保一監督について、その“すごさ”を語った。
宮本恒靖氏が試合2日前の練習を撮影したほうがいいと提案した理由とは
同作は、AFCアジアカップ2023やワールドカップアジア予選、日々のトレーニングやピッチ外での風景、ブラジルからの歴史的勝利など、前回のカタール大会終了から今大会直前までの日本代表の“成長”と“進化”の軌跡を収めたドキュメンタリー。スポーツドキュメンタリー映画としては史上最大規模となる、全国230館以上で上映される。
宮本氏は、本作を見た感想を聞かれると、「協会の会長という立場で近くにいるんですけど、改めて選手たちの考えとか監督の思い、コーチの考え、いろいろ含めて成長ぶりが感じられたなと思います」とコメント。自身もかつてサッカー日本代表として活躍した経験からも、「選手ってやっぱり成長するんだな、チームって成長するんだなって思いましたね」と感想を明かした。
舞台あいさつには、GAKU-MC(ウカスカジー)、ボーイズグループ・JO1とINIから選抜されたスペシャルユニット・JI BLUEの白岩瑠姫(JO1)、高塚大夢(INI)、ヒデ(ペナルティ)、岸枢宇己監督、企画・プロデュースの矢花宏太氏も登壇。
トークでは、矢花氏が、宮本氏から「試合の2日前の練習を見た方がいい」と助言されたというエピソードを披露。その理由について、宮本氏は「2日前は、試合のメンバーが決まるメニューをするんです。そこにかける選手たちの気合いも違うし、真剣度、強度がやっぱり高いので、そのぶつかり合いとかは撮るべきじゃないかって」と説明し、盛り上げた。
また、宮本氏の現役時代と今の代表選手たちの違いに話が及ぶと、宮本氏は、「昔の、ちょっと昭和の時代が入っている我々とは違う感覚でやっているふうに思いますし、そこまで会話の中で熱さを感じなくても、言葉の端々には出てくるし、プレーにも出てくる。根底にある代表選手としてのプライドは同じで、より一層、今はそれが高いレベルでやっている選手たちの集まりになっている」と分析。さらに、森保一監督についても、「負けん気の強さっていうのはすごくて。だからこそ、監督という仕事をずっと続けてこられて。負けた時、じゃあどうするんだとか、どうすれば選手たちをうまくできるんだとか、そこのモチベーションの高さは、やっぱり並外れているなって思います」と感嘆していた。
最後に、日本代表選手たちへのメッセージを求められた宮本氏は、「選手たちには、コンディションを整えて思い切りやってほしいなと思います。彼らが持っている力をピッチで存分に発揮してもらいたい、それを期待しています」とエールを贈り、締めくくった。

