「なぜPrime Originalでないと描けなかったのか」――。斎藤工が、ドラマ『犯罪者』について「(自分が体験したように)観る方にもそういう我がごとにつながることを願っております」とメッセージを送った
「大きな革新的なプロジェクト」
Prime Original新ドラマシリーズ『犯罪者』(7月17日より240以上の国や地域で世界独占配信)の制作発表記者会見が2日、都内で行われ、高橋一生、斎藤工、水上恒司、松永大司監督が登壇した。
ドラマ『犯罪者』について、斎藤は「原作含めて、このプロジェクト自体が既存の映像作品を覆そうというエネルギーが満ち溢れている感じがしました。時代の変化とともにストリーミングであったり、メディアの形が変わって広がっている。変わろうとするプロジェクトがたくさんあるんですけど、結果的に元の木阿弥になってしまう作品もある。でもこの作品は原作から現場、仕上げまで統べていただいて、本当の意味で未来に紡ぐ何か大きな革新的なプロジェクトと言っていいんじゃないかなと思っています」と太鼓判を押した。
また、斎藤は「映画ファンとしては『パララックス・ビュー』という映画が好きで、大きな組織の都合というか、正義に人々が犠牲になっていくという救いのない物語で。それを思い出すくらい……大きな組織や企業に属している側はそれを悪とも当然思っていないという社会構造みたいなものが、現代の日本における根源的な何かになっているということにつながっていくんですよね。なので、なぜPrime Originalでないと描けなかったのかということを、この作品に没入するなかで気づいていく」と自身の解釈を説明。
その上で、「この『犯罪者』というタイトルが、自分がどこに属しているか。もしかしたら自分が見る角度によっては……という目まぐるしく巻き込まれていく作品になっているんじゃないかなと思うので、ぜひ他人事として始まっていいと思うんですけど、どこかに我がごとという何か接点があるんじゃないかなと。僕はそういう体験をしたので、観る方にもそういう我がごとにつながることを願っております」とメッセージを送った。
なお、制作発表記者会見にはスペシャルMCとしてLiLiCoも登場した。
Prime Original 新ドラマシリーズ『犯罪者』ストーリー
あと10日……10日生き延びれば助かる――。白昼の駅前広場で起きた通り魔事件の被害者・繁藤修司(水上恒司)は、搬送先の病院に現れた見ず知らずの男から戦慄の宣告を受ける。フルフェイスのヘルメットを被った犯人は4人を刺殺し、修司と格闘した末に逃走、屋上で薬物中毒死を遂げたはずだった。
この事件を追う刑事・相馬亮介(高橋一生)は、警察を頑なに拒む修司の背後に、拭いきれない違和感を抱き始める。ほどなくして、修司の目前に音もなく迫る黒い影。間一髪で彼を救った相馬は、元テレビマン・鑓水七雄(斎藤工)を頼り、見えない敵へと挑む。
犯人死亡後もなぜ、修司は執拗に命を狙われるのか。そして追ってくるのはいったい何者なのか。通り魔という仮面の裏側で、蠢き出した巨大な陰謀。気がつけば3人は、この社会の深淵に口を開けた、決して触れてはならない暗部へと足を踏み入れていた――。







