摂取後の血糖値の上昇が穏やかな天然の糖質「パラチノース」。パラチノースは様々な食品に使われているが、今回はアスリート向けのエネルギードリンク「X-ZONE(エックス・ゾーン)」を紹介する。

X-ZONE(エックス・ゾーン)

「元々は売るつもりなんてなかったんです。自分が飲みたいから、必要だから作ったんですよ。周囲のアスリートから『自分も欲しい』という声を貰うようになって、それで製品化したんです」開発元のエクスプロージョンCEO・大谷憲弘さんはそう話す。大谷さんは現役のパワーリフティング日本代表。すなわち現役のトップアスリートだ。

トップアスリートが自分のために作ったエネルギードリンクX-ZONE。そこにはどのようなこだわりが込められているのだろうか。開発秘話を伺った。

「世界一になりたい」その思いが作ったエナジードリンク

そもそもパワーリフティングは、ウエイトトレーニングの基本種目である「スクワット」「ベンチプレス」「デッドリフト」3種目の最大挙上重量の総合計を競うスポーツ。ただでさえ筋肉を酷使するわけだが、日本代表レベルになると練習は「スクワットだけでも1日に5時間」と極めてハードだ。

「厳しい練習をしっかりこなすためにも、エネルギーがしっかり持続することが必要です。そして密度を高く行うためには集中力を持続することも必要。でなければパワーも発揮できません。

私自身、パワーリフティングの競技者として『世界一になりたい』と思っていました。でも世界大会で7位までしか到達できなかった。その時に『世界一になるためにはどうすればいいか?』と色々と考えたんです。その中で、練習のために飲むエナジードリンクの必要性を感じました。

『集中力とアドレナリン』をメインコンセプトとして作った商品がX-PLOSTION(エクスプロージョン)で Jリーグ・バスケットボール・バレーボールなどのトップアスリート向けに販売する中で、2年の間に様々なフィードバックを受けることができたという。「エネルギーが続くようにして欲しいとか、容量を100mlに減らしてほしいとか、無炭酸にしてほしいとか、様々な要望を受けて『エネルギー長時間持続+NO系体感』をメインコンセプトしたのがこのX-ZONEです」

エクスプロージョンCEO・大谷憲弘さん。記録は74キロ級スクワット300㎏(元日本記録)・ベンチプレス210㎏

高密度の練習を継続して行うために

「通常、ブドウ糖を摂取すると血糖値はすぐに上がって、その後すぐに下がってしまいます。これを下げずにキープする方法はないかと色々と探す中で目を付けたのがパラチノースでした。高密度の練習を継続して長時間行うためには、高いレベルでエネルギーを持続する必要がありますから。パラチノースであれば少ない容量でも2時間・3時間のエネルギーが持続できているのではないかと思いますね」

ちなみに運動をする際の、どのタイミングで飲むのが良いのだろうか?

「基本的には運動前に飲んでください。たとえばハーフマラソンなどの2時間程度の運動であれば、スタートの20分・30分前に飲むと良いですね。ちょうどスタートした少し後に糖質吸収のピークが来ることになります。 ちなみにカフェインが170ml入っているので、カフェイン慣れしていない人が飲み過ぎると気分が悪くなるかもしれませんが、日本人は、カフェインを緑茶などで日常的に摂取していますから、2本ぐらいであれば大丈夫と思います」

反響は「めちゃめちゃ良い」

実際に飲んだアスリートたちからの反響はどうだろうか。

「4月に発売したのですが、反響はめちゃめちゃ良いですね! プロアスリート向けではあるものの、一般のスポーツを趣味にされているような人でも間違いないと思います。体を動かすために大切なものを全部入れていますから。そういう意味では、仕事前に飲むのもいいですね。現在は直販がメインなので、プロのスポーツチームやトップアスリートなどがメインのユーザーですが、ゴールドジムなどのフィットネスジムやウェブサイトでも購入できます」

ぜひスポーツを楽しむ人に試していただきたいドリンクだ。