全世界で2.9億ドルのメガヒットを記録したSFアクション映画『ダイバージェント』の続編、『ダイバージェント・シリーズ:インサージェント(原題)』の邦題が『ダイバージェントNEO』(2015年公開)に決定し、最新映像が20日、公開された。

主人公トリスを演じるシャイリーン・ウッドリー

『ダイバージェント』は、5つの派閥に分かれた未来都市で、管理された世界に立ち向かう異端の少女の闘いを描いた物語。2週連続1位を狙う『シンデレラ』を抜き、全米初登場1位となった続編は、『ダイバージェント』のヒットを受け、製作費を前作の8,500万ドルから1億2,000万ドルに大幅アップ。監督に『フライトプラン』『RED/レッド』のロベルト・シュヴェンケを迎え、アクションも映像もさらなるスケールアップを果たした。

主人公トリスを演じるシャイリーン・ウッドリーは、ジョージ・クルーニーと共演した『ファミリー・ツリー』で数々の賞を受賞。その後の『ダイバージェント』の大ヒット、さらにはアメリカの若者たちの間で社会現象を巻き起こした『きっと、星のせいじゃない。』のメガヒットにより、一躍ハリウッドのトップスターとなった。

また先日、エマ・ワトソン、エマ・ストーン、チャニング・テイタムに続き、MTVトレイルブレイザー・アワードの歴代4人目の受賞者となったことでも注目を浴びたウッドリー。"ポスト・ジェニファー・ローレンス"との呼び声も高い彼女だが、「この映画のハイライトは、前作よりも規模がずっと大きいことね。セットはより大きいし、撮影は驚くほど見事で、演出は細部まで行き渡っている。そしてアクションは最高に刺激的よ」と自信をのぞかせる。

公開された映像は、捕らわれているトリスが、ケイト・ウィンスレット演じるジェニーンを見つけ、ガラスをぶち破ってジェニーンに飛び掛かるシーンからスタート。ジェニーンは、前作の最後にトリスとフォー(テオ・ジェームズ)に壊滅的な敗北を喫したが、なぜかまたトリスが捕らわれている。スリルとアクションがさらにパワーアップしたことが伺える同映像の最後には、「少女は果たして世界を救えるのか」という言葉が映し出される。


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