京都丹後鉄道を運営するWILLER TRAINS(ウィラートレインズ)はこのほど、ゴールデンウィークの旅客輸送実績を発表した。後半が5連休になったこともあり、期間合計で4万8,343人(前年比102.8%)と前年を上回ったという。

381系の特急「こうのとり」。5月2~6日に福知山~天橋立間延長運転が行われた

とくに旅客需要が集中したのは、下りが5月3日で1,100人、上りは5月5日で1,200人。5月3日の「たんごリレー1号」(乗車率112%)、「はしだて8号」(乗車率121%)をはじめ、乗車率が100%以上となった列車も上下合わせて7本となった。列車種別では特急列車が前年比105.1%と前年を大きく上回った。ダイヤ改正により早朝京都発の特急「きのさき1号」から接続できるようになったことが奏功したとみられる。普通列車も前年比101.8%と前年を約2%上回った。

観光列車「丹後くろまつ号」は各コース計で期間中386人、「丹後あかまつ号・丹後あおまつ号」は期間中3,415人が利用したとのこと。福知山~天橋立間で延長運転し、新大阪~天橋立間の直通運転を実施した特急「こうのとり7・22号」は、期間中合わせて1,378人が利用した。