京阪グループの京都タワーはこのほど、京阪グループの中期経営計画(2015~2017年度)の最重点プロジェクトである京都駅前エリアのグローバル拠点化の一環として、同タワーのリニューアルに着手すると発表した。

JR京都駅前に建つ京都タワー。京阪グループの企業・京都タワーが運営する

リニューアル第1弾として、6月にJTB西日本と共同で、「関西ツーリストインフォメーションセンター京都」をタワー3階に開設。観光情報の提供や外貨両替、荷物預かりなどのサービスを開始するという。これにともない、京都タワーを訪れる観光客が今後大幅に増加することが予想されるため、一連のリニューアルを通じて京都の旅の玄関口にふさわしいサービスの充実を図る計画だ。

将来的には、国内外からの旅行者が京都で最初に京都タワーに立ち寄り、「最上階の展望室から古都を一望して旅のイメージをふくらませた後、それぞれの目的地へ出発するという京都観光の新たなスタイル」を定着させたいとのこと。「昨年、開業50周年を迎え、新たなステージに立った京都タワーのこれからの変化にご期待ください」(京阪電気鉄道・京都タワー)と発表している。