不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストはこのほど、近畿圏の「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキングと分析結果を発表した。

買うか借りるかで人気度が異なる

買って住みたい街は

「買って住みたい街」では、「西宮」「神戸」「芦屋」「岡本」など阪神間の人気住宅地がある駅がランキング上位にランクイン。「高槻」「枚方市」「茨木」など大阪以東のベッドタウンも人気を集めた。

「借りて住みたい街」では、「新大阪」が1位を獲得。「江坂」「東三国」など近畿圏外からの転勤族が支持するエリアがランキング上位に登場した。大阪と京都の中間に位置するベッドタウン「茨木」「茨木市」もランクイン。大阪以東が多数を占める結果となった。

「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」を比較すると、「買うにも借りるにも人気の高い街」「買うには人気が高いが、借りるのには支持が高くない街」「借りるには人気が高いが、買うのには選択されにくい街」の3つのグループに分かれることがうかがえた。

具体的には「買うにも借りるにも人気の高い街~代表的な駅」は「神戸」、「買うには人気が高いが、借りるのには支持が高くない街」は「西宮」「芦屋」など、「借りるには人気が高いが、買うのには選択されにくい街」は「茨木」「江坂」などとなった。

「買って住みたい街」調査は1月22日~23日、3年以内に住まいの購入を検討している首都圏(東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県)居住者1,030名、近畿圏(大阪府/兵庫県/京都府)居住者1,030名、中部圏(愛知県/岐阜県/三重県)居住者1,030名、福岡県居住者515名の回答をまとめたもの。「借りて住みたい街」調査は2014年7月1日~12月31日、HOME'S掲載物件のうち、賃貸部門で問い合わせ数の多かった駅名を集計したもの。

なお家賃の算出方法は、HOME'Sに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の月額賃料を、単身者向け物件は25m2換算、ファミリー物件は50m2換算して最寄駅ごとに平均賃料を算出。データは2015年3月時点のもの。