リコーは1月5日より、国内リコーグループを対象に、社内での喫煙、および就業時間内の喫煙を全面的に禁止とした。

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国内で社内・就業時間内の全面禁煙化を開始

同施策は、同社グループで働く人たちの健康障害防止・健康増進と、社内における受動喫煙防止を狙いとしている。社内の全面禁煙化に関しては、同社グループが所有もしくは賃借するすべての敷地・建物内を対象範囲とし、同社関係者だけでなく各社・各事業所を来所するすべての人が対象となる。

また、勤務時間内の全面禁煙化に関しては、休憩時間を除く標準勤務時間での社内、外出先、出張先、移動中を含めたあらゆる場所での喫煙を対象とする。こちらに関しては同社グループ国内各社全役員と、正社員、契約社員、パートタイマーなど直接雇用関係にある従業員が対象となる。ただし、一部対象範囲・期間を限定した特別措置を設けている。

同施策実施のために、喫煙者への禁煙支援をリコー三愛グループ健康保険組合が産業医、保健師の指導のもと進めてきており、禁煙補助薬の購入補助・治療費補助や、保健指導を行っている。同社グループでは、「非喫煙化によって、健康増進と快適な職場環境の整備をさらに進めていく」としている。