タレントのすみれが、11日に放送されたテレビ東京系のトーク番組『チマタの噺』(毎週火曜23:58~24:45)に出演し、父である石田純一のことが嫌いだった過去を明かした。

父・石田純一を嫌っていた過去を明かしたすみれ

俳優・石田純一と女優・松原千明の間に生まれたすみれは、1997年に松原と共に7歳でハワイへ移住。石田と松原は、その2年後に離婚している。かつてはトレンディー俳優として名を馳せた一方、プレイボーイとしても芸能界をにぎわせた石田。前妻の息子で俳優のいしだ壱成や義母である東尾理子とも良好な関係を築いているすみれだが、父と距離を置いていた時期があったようだ。

高校までハワイで育ったすみれはアメリカの大学に進学後、2011年頃から本格的に芸能活動をスタートさせる。ハワイから父の出演番組を見ることもあったというすみれは、「(テロップで)いつも"バカ"とか"アホ"とか書いてあったから、こういうキャラになったんだぁって思ってた(笑)」と明るく回想。司会の笑福亭鶴瓶が「あの人はめっちゃええ人やで。空気みたいな、綿菓子みたいな人」と石田を褒めると、すみれは「それはうつっちゃったとこもあります」と自身との共通点を認めた。

そんな父について、すみれは「チャラいのは嫌だ」とバッサリ。自身の交際相手が親友と浮気をしていた苦い過去もあるせいか、理想の男性像は「シャイな人」になったという。鶴瓶から「パパを恨んだことあるの?」と聞かれたすみれは、「すごい怒っていました」と告白。時には「ダメ」と父の行動を注意することもあったようで、「話している時、冷たい態度にも出していました。ママがかわいそうって思って」とその真意を説明する。それでも、「パパのいろいろ大変なことがあったのはアレだったけど…それのおかげで」とハワイに住むことができたことなど現在の"すみれ"に父の存在が欠かせなかったことを実感し、感謝していた。