お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が17日、Facebookを更新し、チケットの手売りを行う重要性をあらためて示した。

チケットの手売りに奮闘中のキングコング・西野亮廣

今年8月9日の「キングコング西野亮廣独演会 in 日比谷公会堂」で、チケットの手売りに挑戦した西野。同公演内で、2015年8月1日に再び日比谷公会堂で独演会を開催することが発表され、西野はまた手売りを行うと宣言した。そして本日、自身のFacebookで「独演会のチケットが500枚を突破した」と報告。「もちろん今回も絶対に2000席を埋めるが、発売2週間で500枚に届いた前回に比べるとずいぶん遅いペースで、ピンチなう」と焦りを見せた。

続けて、うれしいエピソードとして、テレビを見て手売りしていることを知った青年に「チケットありますか?」と声をかけられたことを報告し、手売りの重要性を再確認。「普通に生きていれば、自分のファン以外の人と出会う回数の方が圧倒的に多いわけで、『手売りチケットを常に持ち歩いている』というイメージの定着は、自分のファン以外の人たちに自分のライブを届ける可能性を生んでくれる。とてもイイコト」とつづった。

そして、手売りを始めたきっかけも明かし、「僕が『1対1を一万回やる』という今の考えに至ったキッカケはクラウドファンディング。1カ月後にニューヨークの個展を控えていた時に、『どうすれば人が動くか』と真剣に向き合った」とコメント。「それまでもTwitterをやっていたのに、あの時のクラウドファンディングがなければ気づかなかった。そう思うと、見落としていることはまだまだありそう」と続けた。

また、「いろんな人に会って、いろんな生き抜き方を聞いて、そこでインプットした可能性を組み合わせて、ユーモアを添えて、どうぞ召し上がれ。最近はこんな感じ」と伝え、「悩むヒマがあるなら、知ることをした方が効率がいい。どれだけ悩んだところで、素材がなけりゃ料理は作れない」との考えを示した。