ロックバンド・氣志團が、千葉県船橋市の非公認ご当地キャラ・ふなっしーの第2弾シングル(8月20日発売)をプロデュースすることが26日、明らかになった。"氣志團"全員でのプロデュースは今回が初となる。

ふなっしー(中央)の第2弾シングルをプロデュースする氣志團

ふなっしーは昨年11月27日、1stシングル「ふな ふな ふなっしー♪~ふなっしー公式テーマソング~」で歌手デビュー。THE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦がプロデュースを務め、高音のシャウトや派手なギタープレイなどメタルロックな曲が完成した。同作はオリコンランキング初登場で8位にランクイン。昨年のNHK紅白歌合戦では、くまモンらとゲスト出演したが、今回の新曲で歌手としての初出場を目指す。

氣志團は木更津、ふなっしーは船橋の出身。両者の"千葉つながり"が、タッグ実現のきっかけとなった。作詞は前作同様ふなっしーが、作曲・編曲・演奏を氣志團が手がける。楽曲は、ふなっしーの声と氣志團のロックサウンドが融合したメタルロック。氣志團は「ふなっしーにぜひこの曲で紅白を狙ってもらい、その出演時に氣志團はバックバンドとして紅白に参加し、紅白出演のきっかけにしたい」と2004年と2005年以来遠ざかっている紅白出場を狙っているという。

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メンバーの綾小路翔は「同じ千葉県民としての血が騒ぎました」とふなっしーからのオファーを振り返り、「あっという間に意気投合。無敵の楽曲が即完成。こうして、千葉が誇る最強タッグが誕生しました」と報告。「さぁ、かのON砲、BI砲をも遥かに凌ぐ、『FK砲』が2014年・夏、華々しくぶっ放します! いや、ぶっぱなっしーます! 期待しかしないで」と呼びかけた。

一方のふなっしーは「梨サマーソング が出来上がったなっしー。今回は千葉つながりで氣志團さんがプロデュースしてくれて、本当にキャッチーでジューシーな1曲に仕上がったなっしー!」と出来栄えにも自信をのぞかせ、「みんなもCDプレーヤーやイヤホンを梨汁にヒタヒタにして聴いてなっしー。梨汁ブシャー!」とコメントを寄せている。