すばる会計事務所が運営する相続サポートセンター東京は7日、東京都足立区の「相続税試算マップ」を公開した。それによると、相続税の税制改正前は足立区のほとんどの地域で相続税はゼロだったのに対し、改正後は50~300万円の増税となる地域が多いことがわかった。

例えば、「西新井駅」前は路線価が1平方メートル当たり32万円で、改正前は相続税0円だったのが、改正後は221万円課税。「千住大橋駅」前は、路線価30万円で、改正前は相続税0円だったのが、改正後は190万円課税される。

また、改正前から相続税のかかる「北千住駅」前では、路線価67万円で、改正前は相続税431万円だったのが、改正後は約2倍の868万円に増税されると試算している。

足立区「相続税試算マップ」

相続サポートセンター東京は、改正前はあまり相続税がかかっていなかった地域で、対策を全く行っていないケースが多いと指摘。相続税対策として、個別相談会にて無料の「相続税概算シミュレーション」を実施し、戸籍謄本、不動産の謄本、固定資産税の納付書などを用いて、概算にて相続税がどれくらいかかるかをシミュレーションするという。

個別相談会の場所は北千住マルイ10階(シアター1010)東京都足立区千住3-92。開催日は5月19日、6月16日、7月28日、8月25日、9月22日、10月27日、11月17日、12月22日(予定)(※曜日はすべて月曜日)。開催時間は10:00~17:00。