モデルでプロボクサーの高野人母美が21日、東京・赤坂のモナヴィーサロンでトークショー「モナヴィースタイル」を行った。

トークショーを行った高野人母美

高校在学中にモデルとしてデビューし、2011年には世界4大ミスコンテストの一つである"ミス・アース"日本代表ファイナリスト23人に選出された高野人母美。2013年にはプロボクサーとしてデビューし、これまで5勝全勝4KOという驚異的な戦歴を誇るなど、美人モデルボクサーとして人気を博している。そんな彼女が、ブラジル産のフルーツ・アサイベリーを使用したジュースの輸入・製造・販売を手掛けるモナヴィージャパン合同会社のトークショー「モナヴィースタイル」にカジュアルスーツ姿で登場した。

ボクサーになるまでの経緯を尋ねられた高野は「今年で格闘技の世界に入って12年になります。始めたきっかけは、学校(中学)に通っている時にジムの看板を見て、趣味で始めました。試合に出るのが怖かったので選手になるとは思いもしませんでしたが、後楽園で試合を見て、自分も選手になりたいと思いましたね」と説明し、試合前のプレッシャーの克服法を「試合が始まる30分か1時間前にバンテージを巻きます。その時に気持ちが高まるのですが、その前にトイレの中で泣いてスッキリした状態になるんです。一回落ちれば、後は上がるだけですから、切り替えですね」と明かした。

また、所属する協栄ジムの金平桂一郎会長も途中から登壇して「本当に究極な両極端(モデル業とボクサー)を生きていますが、彼女は会う度に新しい発見があって非常に新鮮ですよ」と絶賛した。次戦は6月24日に後楽園ホールで開催。相手は東洋太平洋2位の選手で、イベント前に金平会長から知らされたという。「こちらに来る前に控室で会長から言われたので動揺しています。仕事の前に言われると頭の中が…」と戸惑いを見せるも、「結構強い選手ですが、その人に勝てば東洋太平洋2位になれるので頑張ります!」と意欲を見せていた。