松り メインビジュアル

2014年に創業210年を迎える瓦煎餅の老舗ブランド・松崎煎餅を販売する松崎商店は4月4日~5月11日の期間、銀座の松崎煎餅本店でものづくりを楽しみ身近に感じられるイベント「松り つくるといきる」を開催する。

週変わりで展示、ワークショップなどを実施

同イベントは松崎商店初の試みとなる。期間中は週ごとにテーマやゲストを変え、コエドブルワリーや料理道具屋の釜浅商店といったものづくりを楽しむ企業やアーティストを招き、作品および製品の展示、ワークショップ、対談などを展開する。

4月4日~6日には、平成17年に逝去した江戸刺繍(ししゅう)家・東京都伝統工芸士竹内政治氏のぼかしを抑えた濃く美しい色合いと精緻な技で彩られた江戸刺繍およそ40点を展示・販売する「竹内政治遺作展」を実施する。

江戸刺繍職人 竹内政治の作品

4月8日~13日には、江戸文字職人で築地の暖簾屋「津多屋商店」の三代目店主である加藤木大介氏とイラストレーター・タカヒロコ氏によるコラボレーション作品展「江戸文字デザイン展」が開催される。

4月16日~20日には、靴メーカー「高進製靴」が靴の製作過程で残ってしまった革を使って展開するレザーブランド「SHOESbakery(シューズベーカリー)」とアクセサリー作家・中村なづき氏によるコラボレーション作品展「大人のステーショナリー」を実施。セミオーダーや商品の注文も受け付ける。

4月25日~27日には、日本刺繍教室を主宰する沖文(おきふみ)氏を講師に日本刺繍が体験できる「銀座で触れる江戸の技 日本刺繍体験」を行う。体験時間は10時30分~13時30分/13時30分~16時30分(25日は10時30分~のみ)、参加費は5,400円、各回定員8人。申込みは沖文公式サイトにて受け付けている。

5月3日~4日には、合羽橋の料理道具屋「釜浅商店」が家庭で出来る包丁のお手入れの方法を実践を交えながら紹介するほか、料理道具の販売も行う「家庭で出来る庖丁研ぎ教室/料理道具販売」を開催する。体験時間は11時~、15時~、参加費は1,000円で各回定員3人。申込はメールまたは電話にて受け付ける。

mimoe×松崎煎餅 オリジナル三味胴

5月6日~11日には、デザイン・ディスプレイ・雑貨制作などを手がける4人組sunui、絵本やイラストなどで活躍するユニットtupera tupera、イラストレーターの本田亮氏、イラストレーター・切り絵作家のmimoe氏の4組の代表作をモチーフとした、松崎煎餅のオリジナル瓦煎餅「三味胴」を原画展示とともに販売する。

また、2階お茶室では「レセプションパーティー」(4月12日、19日、5月10日)や合羽橋の料理道具屋「釜浅商店」、クラフトビールブランド「COEDO」、「松崎煎餅」によるトークセッション「釜浅商店×COEDO×松崎煎餅」も開催を予定している。

(※)「松崎煎餅」の「崎」は正しくは「たつさき」