3月29日に公開される特撮映画『平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の公開記念特番『"平成VS昭和。君はどっちだ!?"劇場開票速報』が22日、動画サービス「ニコニコ生放送」にて放送された。

特番に出演したMCのショッカーO野氏(左)と東映の白倉伸一郎氏

生放送開始は22:00。MCは、ラジオパーソナリティーやイベントの司会、さらには着ぐるみでヒーローショーにも出演する現役のアクションマンでもあり、イベントプロデューサーのショッカーO野氏。そしてスペシャルコメンテーターとして、東映の取締役企画製作部長、本作のプロデューサー・白倉伸一郎氏が出演した。

O野氏はかつて石森プロに在籍していた時期があり、『仮面ライダー』の原作者である故・石ノ森章太郎氏とも懇意だった人物。東映に入社した当時の白倉プロデューサーとは『真・仮面ライダー/序章(プロローグ)』を担当している時に知り合ったという。番組は、O野氏と白倉プロデューサーのトークで和やかに進行していくが、その背後では東映の若手社員有志が全国から集められた膨大な投票用紙を、一枚ずつ開票していく様子がカメラに収められた。生放送は東映本社の会議室で行われたが、室内のいたるところに投票箱が山のように積まれ、開票作業の過酷さを予感させていた。

歴代の仮面ライダーを一挙に紹介するコーナーでは、本作の公式サイトやYouTubeでも公開されている「昭和ライダー 平成ライダー必殺技特集」が放送された。第1作『仮面ライダー』から、「力の2号」こと仮面ライダー2号が放つ「ライダーきりもみシュート」の映像が流れ、白倉プロデューサーが「2号(新)とあるけれど、旧2号と新2号があるんですね」と話すと、O野氏は「南米から帰ってきた2号は手袋とブーツが赤くなって、そこから新2号と呼ばれるんですね。力がより強くなって」と付け加える。ちなみに、O野氏が話していた「技の1号」や「力の2号」とは、テレビ雑誌『テレビマガジン』(講談社刊)や『たのしい幼稚園』(講談社刊)などの『仮面ライダー』特集で、1号と2号の特徴を表す際に用いられた設定だった。

昭和ライダー必殺技映像集


惑星開発用改造人間にして、赤心少林拳の使い手『仮面ライダースーパー1』は「スーパーライダー閃光キック」でドグマ怪人を粉砕。キックの際、両腕を大きく伸ばす独特のポーズについて、白倉プロデューサーは「空中であんなポーズを決められる人はすごいですね」と話すと、これにO野氏は「大野剣友会の上田さんがやってますからね」と解説。上田氏とは、『仮面ライダー(新)』や『仮面ライダースーパー1』で怪人のスーツアクションやライダーのトランポリンジャンプを担当していた、日体大出身の上田弘司氏のことで、「スーパーライダー閃光キック」のポーズは、上田氏が「これまでのライダーキックとは違う形を作りたい」と考え、独自で考案したものだという。

1992年にオリジナルビデオ映画として製作された『真・仮面ライダー序章』は、サスペンスタッチの作品に合わせ、各技も激しく、荒々しさが強調されている。仮面ライダーシンの必殺技で、腕の突起を刃物のように使う「ハイバイブネイル」「スパインカッター」が流れると、白倉プロデューサーもO野氏も、本作が当時の担当作品であることから、大いに盛り上がっていた。

平成ライダー必殺技映像集


O野氏は、『アギト』の放送当時を思い返し「この頃、"イケメンヒーロー"なんて呼ばれはじめましたね」と話すと、白倉氏は「実はずっと昔から、ヒーローを演じる俳優さんはイケメンなんですけどね。その時代時代に合わせたイケメンをずっと選んできたわけですから」と返答。仮面ライダーを演じた歴代俳優は、昭和、平成に関わらず、今も昔もイケメンであることを強調した。