整体師の大山奏です。寒い朝は、目覚めたときから身体が固まっているのを感じることがありませんか? 寒くて布団から出るのも億劫(おっくう)なので、ストレッチをする気分にもなれないかもしれません。そこで今回は、布団の中でもできる肩甲骨とお尻の筋肉をほぐすストレッチを紹介します。

うつ伏せで寝る

肩甲骨・お尻ストレッチ

Step1:うつ伏せに寝て両手を顔の横にもってきます

Step2:肩を中心に右手を180度回転させてひねります

Step3: 右ひざを上半身に引きつけるように持ち上げます

しばらくStep3の姿勢でリラックスしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻し、反対側も同じようにストレッチします。

肘の高さや、膝の高さを変えることによって、ストレッチできる部分や強度を調整することができるので、自分が最も気持ちいい場所を探してみてください。肩や骨盤が地面から離れないようにすると、強くストレッチができます。

戻すときはゆっくりと!

ストレッチの姿勢から元の姿勢に戻すときには、ゆっくりとした動きを意識してください。急激に動かすと、腰や肩関節に刺激が入ってしまい、痛みを伴うことがあるので注意が必要です。また、腰に違和感がある場合は膝は伸ばしたままの方がいいでしょう。

肩を180度回転させる

膝を上半身に近づけるように引き上げる

呼吸で血液循環もよくなる

気持ちいい伸びを感じながら、リラックスした深い呼吸を心がけることによって、全身へ血液や酸素が運ばれて血行を促進し、代謝を高める効果が期待できます。

このストレッチは肩甲骨をふだん動かさない方向に動かし、自重でゆっくりと伸ばす効果があります。デスクワークや寒い環境の中で固まった肩周りをほぐすことで、目や首周りの疲れも一緒に取り除きましょう!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」