新作PVの撮影中にスローロリスに噛まれてしまったという (C)BANG Media International

レディー・ガガが、新作PVの撮影中にスローロリスに噛まれていたことが明らかになった。

米カリフォルニアで新曲「G.U.Y.(ガール・ アンダー・ユー)」の撮影をしていたガガだが、アジア領域に主に生息する小さい絶滅種のサル、スローロリスに噛みつかれたという。ある関係者はニューヨーク・ポスト紙に「スローロリスは地球上で最も愛らしい生き物ですから、レディー・ガガはワンシーンで使いたかったんですが、噛まれてしまったんですよ。それでひんしゅくをかったので、結局はすぐに箱に戻して持ち帰られました」と説明している。

そんなアクシデントに見舞われたガガだが、ケガを負うこともなく、笑っていただけだったという。ただ、これは運がよかった例で、スローロリスは霊長類の中で唯一毒を持つ生き物。野生の場合、皮膚を腐らせる毒によって、人間の命に危険を及ぼす場合もあるという。

また、カリフォルニア州立公園部署のアイデアを受けて、そのアニマルトレーナーはほかにも、カンガルーの赤ちゃんやエキゾチックなヤギなども現場に連れて来ていたというが、結局はどの動物も使われなかったらしい。

今回のビデオ撮影は、元メディア王としても知られるウィリアム・ランドルフ・ハーストが1919年に建てたハースト・キャッスルで行われた。撮影終了後、ガガは同地を使用させてもらったお礼としてハースト・キャッスル・プリザベーション・ファウンデーションに25万ドル(約2,500万円)を寄付している。

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