2015年に宇宙空間でライブ・パフォーマンスを予定しているレディー・ガガ (C)BANG Media International

レディー・ガガが、2015年に宇宙空間でライブ・パフォーマンスを行うという。

ガガは、宇宙旅行ビジネスを行うヴァージン・ギャラクティックが敢行する宇宙旅行へと繰り出すようで、無重力空間においても正しい音階が出せるようにと特別なボイストレーニングを受ける計画を立てているらしい。ある関係者はUSウィークリー誌に「大気圏なので、ガガは1カ月ほどボーカルレッスンが必要となりますね」と話している。今回の企画が実行された場合には、宇宙空間でパフォーマンスを行う最初のセレブとして歴史にその名を刻むことになるが、関係者は「これまで世界中の誰もが目にしたことのないものになるでしょう」と続けた。

ヴァージン・ギャラクティックが第1機の旅客スペースシャトルを発射した約6カ月後に、米ニューメキシコ州のスペースポート・アメリカの敷地内で行われることになる音楽フェスティバル「ゼロ・G・コロニー」の3日目にガガのパフォーマンスが予定されており、最悪の事態をも考慮した予防措置を取っているという。同関係者は「ガガは法外な額の生命保険をかけていますよ!」と明かした。

リチャード・ブランソンが会長を務めるヴァージン・グループ傘下のこの宇宙旅行社は、来年に一般人向けの宇宙旅行を開始させる予定で、アシュトン・カッチャーとその恋人ミラ・クニス、ジャスティン・ビーバー、レオナルド・ディカプリオなど多くの有名人が25万ドル(約2,500万円)相当のチケットをすでに購入したことが発表されている。

搭乗に伴い、旅行者たちは英領バージン諸島内にリチャードが所有するネッカー・アイランドにてGフォースの訓練を受けなければならない。搭乗する機体「スペースシップ・トゥー」は、2009年にカリフォルニア州モハーヴェ砂漠で公開されており、一般の旅客を乗せては初の航行となる。惑星の軌道に乗る2時間の宇宙の旅には、リチャードとその家族も搭乗する予定。乗客を乗せた機体は、世界的に宇宙空間の境界だとされている高度62マイル(約100キロメートル)を周遊することになっていて、乗客たちは無重力感覚を体験したり、宇宙から地球の眺めを楽しむことができるという。

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