10℃未満の県は九州に多い

ウェザーニューズはこのほど、「冬の暖房事情調査」の結果を発表した。同調査は、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」内のウェザーリポーター66,487人を対象として1月26日~27日に実施したもの。

夜に最も寒い部屋で寝るのは佐賀県、朝1番寒い部屋で起きるのは長野県

同社のオリジナル小型携帯観測機「ソラヨミマスター」を用い、「寝る前の寝室の温度」と「起きた時の寝室の温度」を計測したところ、2,979件の回答が集まった。集計の結果、最も寒い部屋で寝る県は「佐賀県」の13.1℃、最も寒い部屋で起きるのは「長野県」の8.8℃であることがわかった。就寝時の寝室の気温は、全国平均が16.2℃。起床時の寝室の気温は、全国平均が12.4℃だった。

甲信エリアは布団の中をぽかぽかにあたためる

布団の中の暖かさ対策は「特になし」が半数以上

「布団の中のあったか対策」について「電気毛布」「湯たんぽ・あんか」「その他」「特になし」から選択させたところ、全国の15,109人が回答した。結果は「特になし」が53%と半数を越え、「その他」が20%、「湯たんぽ・あんか」が14%、「電気毛布」が11%だった。エリア別では、甲信エリアが最もあったか対策を行っており、東北や甲信、北陸では電気毛布の使用率が高いことが明らかになった。

「こたつ」の所有率、なんと北海道より沖縄県のほうが多い

大都市圏はこたつ所有率が低い

「こたつがあるかないか」を聞いたところ、全国17,370人から回答が寄せられた。「あります」は48%、「ありません」は52%と二分されたが、都道府県別で見ると、所有率が最も高い県は「山梨県」で75%、最も低いのは「北海道」で23%と所有率に大きな差が見られた。所有率が低い県2位は沖縄県、3位は東京都で、北海道より沖縄県のほうがこたつの所有率が高かった。

こたつについてのコメントでは、「こたつの中に、生乾きの洗濯物を入れて乾かす」「ゴミを捨てる時、出ていきたくないので投げる」「こたつがあると皆動かなくなるので買わない」などがあがった。

詳細は「ウェザーニューズのニュースセンター」で確認できる。