日本映画テレビプロデューサー協会が1年を通して優秀な活躍をした新人俳優や映画・ドラマ等を表彰する2014 年度のエランドール賞の授賞式が6日、都内で行われ、新人賞に能年玲奈、綾野剛、木村文乃、東出昌大、福士蒼汰、橋本愛が輝いた。

エランドール賞新人賞に選ばれた能年玲奈

新人賞を受賞した6人のうち4人がNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の出演者となったほか、年内で顕著な活躍をした人々に贈る特別賞を同ドラマの制作チームが受賞するなど、まるで"『あまちゃん』同窓会"の様相を呈した同アワード。制作チームが表彰された際には劇中でヒロイン・アキを演じた能年が花束ゲストとして登壇。祝福のメッセージを贈り、「ここからアキになりたいと思います!」とキャラを入れ替えると「11月の海になんの躊躇(ちゅうちょ)もなく突き落としてくださって、ありがとうございました」「雪やヒョウが降る中、夏の衣装で撮影させていただいて、ありがとう」と毒舌たっぷりなスピーチで笑いを誘った。

その後、自身が新人賞を受賞して再登場した際には「この作品に出させていただき、『あまちゃん』を好きになっていただいた方がいることで、こうしてすてきな賞をいただけたことすべてに感謝します」と感慨深げに語り、「『あまちゃん』大好き!」と会心の笑み。さらに、祖母を演じた宮本信子が花束をもって登場すると感激のあまりハグをかわしていた。

また、アキの親友・ユイ役の橋本も「こんなすてきな賞をいただいて光栄に思っています。愛される作品に出演させていただくことができてうれしく思っています」と関係者やファンに感謝。能年ら『あまちゃん』メンバーとの再会し「久しぶりだったので、(楽屋で)最近どうしてるとか話しました」と和やかに語り、昨年の夏にデート報道があった綾野とも「今やっている作品の話とかしました」と話していた。