クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは16日、2013年第4四半期(2013年10月1日~12月31日)の東京リテール不動産市場に関する調査レポート「MARKETBEAT RETAIL TOKYO Q4 2013」を発表した。

それによると、10月の全国百貨店売上高は前年同月比0.6%減、既存ショッピングセンター販売高は同2.6%減と、ともに前年より減少。要因については、10月中旬過ぎまで全国的に高い気温で推移したほか、3つの台風が接近・上陸するなど、天候不順が影響したと分析している。しかし、ラグジュアリーブランドや高額商品の売れ行きは依然として好調で、「ポジティブな消費マインドが持続している」という。

リテイラーについては、積極出店が続いており、特に表参道・青山エリアでは、ヒューゴ・ボス、チャーチ、クリスチャン・ルブタン、アリスアンドオリビアなど、有名ブランドのオープンラッシュがあった。また、ケリングのフランソワ=アンリ・ピノー会長兼CEO が表参道の一等地の物件を取得しており、自社のインハウスブランド向けにフラッグシップストアの出店を計画していると推察される。

ショッピングモールでは、イオンの新旗艦店とイオンモール幕張新都心が12月20日に開店。商業施設側には「ショールーミング化」の進展に警戒感もある一方、「『オムニチャンネル』戦略を推進する流通大手もみられる」という。