歌舞伎俳優の市川海老蔵が6日、オフィシャルブログを更新し、同日に引退を表明した宮崎駿監督との4時間の対談を振り返った。

宮崎駿監督との4時間の対談を振り返った市川海老蔵

同日14:15のエントリーでは、宮崎監督の引退会見をテレビで見守りながら、熱い思いをつづった海老蔵。会見終了後、16:54のエントリーではかつて宮崎監督と対談した「夢のような4時間」を振り返っている。

人に会ってもあまり緊張しないタイプと自覚していた海老蔵だったが、「4時間が約30分位にしか感じないほどあっという間でした笑 話した内容もハッキリと覚えていないほどです」と宮崎監督の前ではそうもいかなかったようだ。そして、「宮崎駿監督の幸せはスタジオジブリに通う時にバスが何台通り過ぎたかという不思議な話から始まり、カリオストロの城の話や崖の上のポニョの話にはながさきました」とその時のやりとりをうれしそうにつづり、正確に記憶している理由を「録音していたからです笑」と明かした。

また、「特にカリオストロの城の後半の話が大変盛り上がり僕の考えが意外に的を射ていてとても幸せだったのを覚えています。唯一の自慢かな笑」と伝え、「崖の上のポニョをはじめて見た時はまず立ち上がって拍手をしたほどでした笑 そしてもっていたタオルが涙でぐちょぐちょになった話などをさせていただき監督が喜んでいたこと。千と千尋の神隠しは劇場で8回見た話とか楽しい時間でした笑」と夢のひとときを思い返した。

引退会見を終え、「そんな大好きで大好きで尊敬する監督の引退‥感慨深いものがあります。本当に本当に素敵で日本の宝の様な方ですので惜しまれますが、カッコいい引退会見だなと拝見してました」とあらためて心境をつづった海老蔵。最後は宮崎駿監督に向けて、「大きな夢をありがとうございます」とメッセージを送っている。