7月にAKB48を卒業した篠田麻里子が、秋元才加のレギュラー番組『ハンサムキッチン』(9月12日21:30~22:30放送)にゲストとして招かれ、卒業後初となるAKB48メンバーと共演を果たしたことが16日、明らかになった。

『ハンサムキッチン』で共演した篠田麻里子(右)と秋元才加

同番組は、CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメで放送中の料理番組で、秋元が番組進行を務めている。イケメン料理人のベリッシモ・フランチェスコ、寺田真二郎、有坂翔太の3人が毎回たった一人の女性のためだけに腕を振るうという内容で、21回目となる今回の収録には、AKB48で秋元と苦楽をともにしてきた篠田が登場。次々と出てくる料理に舌鼓を打ちながら、今だからこそ話せるAKB48のことや恋愛トークなどを赤裸々に語った。

卒業後にメンバーと仕事をするのは初めてという篠田は、秋元の印象について「秋元ははじめガンつけてきた(笑)。1期生チームAのみんなにガンつけてきて、とがっている人だと思っていたけど、チームが一緒になっていい子だと思った」と語り、「一番の思い出はカラオケに行って失恋ソングを号泣しながら歌って、めちゃくちゃ重かった(笑)」と思い出話を披露。それに対して秋元は、「"魅惑のポーカーフェイス"と呼ばれてるし、すごいクールだと思っていた」と打ち明け、「AKBにとっては重要な存在だったけど、1人の時も輝いていて、ファッションとかセルフプロデュースしてるし、私にも、こういう風にした方がいいとか、自分の出し方などを教えてくれた頼りになる先輩」とたたえた。

また、篠田は「もうちょっと大人になりたいと思っていた」と卒業の決意を振り返り、「AKBでいるとき、みんなでダンスとか歌うとかは楽しかったけど、自分の時間が取れなくて、やりたかったファッションのこととかに費やす時間がなかなか取れなかった」と説明。「AKBに入ってよかったのは、AKBじゃなかったらファンとの交流もなかったし、AKBだから自分にどんなファンがいてくれるのかが分かった」と語り、「卒業するにあたって、地元の友達に相談した。テレビの向こうではどんな風に映るのか意見を聞きたかった。地元の友達が私が満足するやり方がいいと背中を押してくれた」と卒業までのエピソードを明かした。

また、8月28日の公演を最後にAKB48を卒業する秋元には、「忙しさが落ち着くと不安になると思うけど、その分、その時間を利用して自分のために時間を費やすのがいいかも」とアドバイス。「秋元はポテンシャルが高くて、演技はうまいし、できるものが多いから、1人の方が魅力がでるのではないかと思う」と激励の言葉を送っていた。

AKB48を卒業したことによって、恋愛が解禁となった篠田に対し、イタリア人シェフのベリッシモは電話番号を渡そうとするも即座に玉砕。しかし、それにもめげず口説いてくるベリッシモに、"魅惑のポーカーフェイス"の篠田もさすがにたじろいでいた。