「シャンプー・コンディショナー・トリートメント売れ筋ランキング」

フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドはこのほど、「シャンプー・コンディショナー・トリートメント」に関する購買理由の分析レポートを公開した。

同レポートは、同社がクレディセゾンとの共同事業として実施している、購買理由データ提供サービスのデータをもとにした分析によるもの。購買対象期間は、5月13日から7月28日。全国を対象に3,073レシートデータ(男性681、女性2,392)の回答をもとに分析した。

売れ筋10ブランドで全体の67.1%

総合ランキングは1位「P&G パンテーン」が398レシート、2位「ユニリーバ ラックス」が370レシート、3位「花王 メリット」が286レシート、4位「資生堂 TSUBAKI」が240レシート、5位「花王 エッセンシャル」が164レシートとなった。また、主要売れ筋10ブランドの累積レシートデータ数は、全体に対し67.1%を占めた。

半数以上は事前に購入ブランドを決めている

「購入商品を決めたのはいつの時点か?」と聞いたところ、全体では「店に入る前から」が55.5%を占めた。一方で「店に入る前から、いずれかを購入しようと考えて店頭で決めた」「購入予定なく、店頭で見て購入を決めた」の割合が高いブランドもあり、各ブランドによって異なっていることがわかった。

「購入商品を決めたタイミング」

「価格」と「商品特徴」が購入のポイント

上位5ブランドの購買理由について、高い割合を占めた項目を3つあげると、すべてのブランドで「魅力的な商品特徴があったから」と「価格がお手頃だったから」の2つが入った。また3つ目として「P&G パンテーン」「ユニリーバ ラックス」「資生堂 TSUBAKI」は「特売・セールされていたから」が、「花王 メリット」「花王 エッセンシャル」は「家族が気に入っているから」となった。

「上位5ブランドの購入理由」

販売訴求には店頭での認知が重要

主要10ブランドにおける店頭陳列(店頭に陳列していたと認知)、購入候補(買おうかどうか迷った)、購入について聞いてみると、購入に至るまでの割合がブランドごとに異なることが分かった。それぞれの段階(認知、検討、購入)別のランキングでは、すべての段階で1位は「P&G パンテーン」という結果になった。

「主要10ブランドの"店頭認知→購入検討→購入"でのランキング」