NMB48の初主演映画『NMB48 げいにん! THE MOVIE お笑い青春ガールズ!』(8月1日公開)の先行上映会が27日、大阪市内で行われ、山田菜々、上西恵、矢倉楓子、吉田朱里が舞台あいさつを行った。

前列左から、上西恵、矢倉楓子、吉田朱里 後列左から、山田菜々、内田秀実監督

同作品は、昨年7月から9月まで日本テレビ系で放送された学園コメディードラマ『NMB48 げいにん!』のアナザーストーリー。女子高を舞台に、漫才に青春をかける「お笑い部」の部員たちが女子高生漫才日本一を目指して奮闘する姿を描く。

劇中で漫才はもちろん、モノボケなどにも挑戦した山田は「笑って欲しいところで笑ってもらえたのでよかったです」と上映会に参加したファンの反応にホッとした様子。矢倉は「作品を見て泣いちゃった」とメンバーの熱演に思わず感極まったことを明かした。これに吉田も「普段のメンバーを知ってるので泣けちゃって」と同意。「ふぅちゃん(矢倉)と同じとこでススった(泣いた)よな? わかりあったよな?」と矢倉としきりにうなづき合いながら感動を分かち合っていた。

また、トークでは「素の自分が出せた」と語る山田の、劇中での「自然な演技」が話題に。山田はNMB48きっての“スベリキャラ”で、そのパワーを作品の中でも大いに発揮しているという。これを受け、一発ギャグを急遽披露するはめになった山田は、メンバーからのムチャぶりで"カラス"や"延長コード"になりきるシュールなギャグを熱演。だが、会場には微妙な空気が流れ、「ほら、いっつもこうなるんですよ!」とかわいくブチ切れる山田に笑いが起こっていた。