「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」のHKT48研究生予備戦が10日、福岡のHKT48劇場で行われ、朝長美桜、田中菜津美、宮脇咲良の3名が、9月18日に日本武道館で開催される本戦へ進むことが、明らかになった。

朝長美桜(右)に敗れ、惜しくも本戦出場権を逃した指原莉乃(左)

第5回AKB48選抜総選挙では見事センターに輝くなど、まさかの躍進を見せた指原だったが、今回の予備戦ではシード権を引き当てるも、Aブロック決勝で朝長美桜に敗退。指原は朝長に「絶対1位になってほしい!」とエールを送りつつ、「指原の運、全部あげる!」と言い放った一言に、会場からは歓声と笑いが起こった。

同大会は、AKB48の34枚目シングルの選抜メンバーをじゃんけんで決定するイベントで、AKB48メンバー(兼任含む)のほか、AKB48研究生(4名)、SKE48(8名)、NMB48(8名)、HKT48(3名)の予備戦を勝ち上がったメンバーに本戦出場権が与えられる。

今回のHKT48の予備戦には24名が参加。決勝で指原を下した二期研究生・朝長は、研究生予備戦からの5連勝という破竹の勢いで本戦出場権を勝ち取った。その活躍に本人も「本当にびっくりしました。じゃんけんをしてもいつも負けているので、本当はすごく弱いんです」と信じられない様子。指原からの激励を受け、「本戦は運に任せてがんばります!」とさらなる活躍を誓っていた。

本戦出場メンバー(左から朝長美桜、田中菜津美、宮脇咲良、兒玉遥)

また、Bブロックの勝者はチームH・田中で、「すごく緊張していたんですが、思いが強いと勝つと確信しました」とコメント。Cブロック勝者のチームH・宮脇は「真剣にやろう! というよりも、楽しもう! と思って挑みました」と振り返り、「予備戦を勝ち進んだ2人と、はるっぴ(兒玉遥)と共にがんばりたいと思います」と意気込んでいた。

AKB48チームA兼任の兒玉は、本戦出場権があるため予備戦には不参加。「どの対戦も目が離せない戦いでした。誰かが勝ち進むたびに、興奮して大きな声が出てしまいました…」と熱戦の様子を伝え、ファンに向けて「HKT48メンバーの応援、よろしくお願いいたします!」とメッセージを送っていた。

(C)AKS