TMZ.comには事件の様子をそのまま撮影した動画がアップされており、これを見る限りジャスティンにはほとんど非がないように見える。「ひき逃げ」という言葉だけが大きく取り上げられてしまった (C)BANG Media International

米ロサンゼルスにてひき逃げ容疑をかけられていたカナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーだが、無事その容疑が晴れて「おとがめなし」であることが明らかになった。

6月17日の晩に運転していた白のフェラーリと別の車に挟まれたことで、パパラッチが軽症を負ったとして、その後数時間にわたって地元当局から事情聴取を受けていたジャスティン。関係者の1人がTMZ.comに明かしたところによれば、午後11時45分頃にロサンゼルスのサンセット通りにあるコメディー・クラブ「ラフ・ファクトリー」をジャスティンが友人でラッパーのリル・トゥイストと共に後にした際、写真を撮っていたパパラッチが、ジャスティンの運転していた走行中のフェラーリと近くに駐車してあった車に挟まれてしまった――というのが今回の事件。

運転席に乗り込んだジャスティンは、写真を撮ろうと取り囲んだパパラッチの集団に車から退くように合図はしていたというが、走り去る際にそのうちの1人が他の車との間に挟まれる形になってしまったとみられている。そのパパラッチに怪我があるどうかを確認せずにその場を立ち去ってしまったが、ジャスティンは警察に対して、その当時誰かに車でぶつかった認識はなかった、と話している。

しかし、今回の事件は車道を占拠していたパパラッチの方に責任があるとして、ジャスティンは警察からおとがめなしとなっている。実際、複数の警察関係者の話によれば、車に挟まれたパパラッチはほとんど怪我もしていないという。

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