すい臓がんのため23日に亡くなった大手芸能事務所・サンミュージックプロダクションの創業者で代表取締役会長の相澤秀禎(あいざわ・ひでよし)さん(享年83)の告別式が29日、東京・青山葬儀所で営まれた。
当日は、北島三郎、榊原郁恵、徳光和夫のほか、所属タレントの野村将希、牧村三枝子、カンニング竹山、小島よしお、小野真弓、鳥居みゆき、ダイアモンド☆ユカイ、髭男爵、IZAM、城咲仁ら多数の芸能人が参列。弔辞は、相澤さんとは50年来の付き合いという西郷輝彦と、同社の第1号タレントとして活躍した千葉県知事の森田健作が務めた。
西郷は「名古屋のジャズ喫茶グランドキャニオン、その前で私はあなたに呼び止められました。『ユーはオーラがあるよ』。じつに唐突でさりげないものでした…」と二人の出会いを懐古した。「その後、意見の食いちがいで別の道を進むことになったけれど、互いに無視できる仲じゃなかった。恩讐を超えた男の付き合いを僕は初めて実感したんです」と二人の関係を振り返ると、「ありがとう、相さん」と今生の別れを告げた。
森田氏は、「会長と出会ったのは18歳のときでした。会長は不思議な人。100人が100人、会長の悪口を言う人はいませんでした。私が政治の世界に進みたいと言ったときも、お前には笑顔が似合う、がんばれといつも励ましてくれました」と相澤さんへの恩を語り、「来世も必ず会いましょうね。今度は私が思いっきり恩返しします」と、熱く誓った。
北島は、「芸能界で出会った仲間たちに活躍してほしいという同じ思いで生きてきました。私はまだこの道を歩いていきます。これからも芸能界をしっかり見守っていてほしい」とコメント。榊原は「相澤さんとはご近所に住んでいて。デビュー当時から、『私ホリプロじゃなくて、サンミュージックの所属なんだっけ?』と思うくらい良くしてくれました。家族のように笑顔で接してくれて、太陽みたいな方でした」と思い出を語った。