女優の川島海荷らが所属するユニット・9nineが17日、香港で初の海外ライブとなる「Kawaii POP Fest -supported by @JAM-」に出演した。

香港で初の海外ライブとなる「Kawaii POP Fest -supported by @JAM-」に出演した9nine

この日の香港は祝日だったため、会場には多くの人が集まった。今年2月にリリースした「colorful」にはじまり、香港発祥の妖怪キョンシーの曲「イーアル! キョンシー」では、大きな掛け声と共にコミカルなダンスをまねて、会場全体が一体となった。一方、3rdアルバム『9nine』の収録曲「koizora」では、吉井香奈恵が1フレーズをソロのアカペラで披露するなど、言葉の壁を越えて観客に思いを伝えた。

広東語を勉強し、ライブに臨んだ9nine。「こんにちは」「9nineでーす」「よろしくお願いします」といった簡単な言葉のあいさつで現地の人々の心をつかんだものの、西脇彩華は「(勉強してきたのが、)広東語ではなく北京語だったんですよ」と正直に告白。観客が「北京語でも通じるよ!」と優しくフォローする場面も見られた。

また、吉井香奈恵は空き時間に"マンゴ"という場所に買い物に行ったことに触れ、「マンゴで、マンゴーを食べたんですよ」というダジャレを披露。それに対して佐武宇綺は、「それ私が言おうと思ってたのにー。なんで先に言っちゃうのー!」と悔しがっていた。

そのほか、ライブでは定番の盛り上げ曲「SHINING☆STAR」、「困惑コンフューズ」や6月12日にリリースする新曲「Evolution No.9」を含む、全12曲(アンコール2曲含む)を披露し、大盛り上がりの中、幕を閉じた。