タレントで歌手のベッキーが8日、東京・六本木ヒルズで行われた、「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展―パリの夢 モラヴィアの祈り」のプレス内覧会に出席した。

「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展―パリの夢 モラヴィアの祈り」のプレス内覧会に出席したベッキー

森アーツセンターギャラリーで5月19日まで開催中の同展覧会は、19世紀末のアール・ヌーヴォー様式の画家であるアルフォンス・ミュシャのポスターや油彩、パステル、素描、写真など、ミュシャ財団の所蔵コレクションより、約240点の作品を展示。有名なカラーリトグラフの"四芸術"や"四季"のほか、世界で初公開となる"花に囲まれた理想郷の二人"と"スラヴ叙事詩 第9番 クジージュキの集会"の2点も公開されている。

展覧会のオフィシャルサポーターを務めるベッキーは、お気に入りの油彩画"ヤロスラヴァの肖像"と対面し、「目力とポージングが素敵。この格好をしてみたい。オフィシャルサポーターになってから、たくさん勉強をしたので、わざわざ空を飛んできた本物を見ることができて感激してます」としみじみ。ベッキーは、ベッキー♪♯名義でテーマソングの「time to go!」も担当しており、「みなさんがミュシャ展に行きたくなるような、春らしい前向きの曲です」と紹介し、「絵が発するパワーってあると思う。世界初公開の作品もあるし、ミュシャの美しくて心温まる作品を実際に見て、生のパワーを感じて欲しい」とアピールした。

最近、絵を描いたエピソードを聞かれ、「ファンクラブの会報誌に、ねずみとうさぎの中間みたいなゆるキャラを描きました」と明かしたベッキーは、油絵に興味があるそうで「基礎を学ばずに、芸術家になりきって感じたままに描いてみたい。それをコンクールに出して、金賞を取りたい!」と意気込むも、「展覧会とかはまだまだ無理。今までデザインした衣装の個展はやってみたいですけど」と照れ笑いを見せた。また、6日に29歳の誕生日を迎えたベッキーだが、報道陣に「おめでとうございます」と祝福されると、「ありがとうございます。誕生日は家族とご飯を食べたり、手紙を読んだりして良い1日でした」と笑顔を見せた。