ロナルド・レーガンの伝記映画『レーガン』に出演することが決定したジョン・ヴォイト (C)BANG Media International

映画『エネミー・オブ・アメリカ』や『トゥームレイダー』、『トランスフォーマー』、『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』などへの出演で知られる俳優のジョン・ヴォイトが、第40代アメリカ大統領ロナルド・レーガンの伝記映画『レーガン』に出演することが決まった。

政治学者ポール・ケンゴーによる2冊の評伝『ザ・クルセイダー』『ゴッド&ロナルド・レーガン』を元に映画化される本作でジョンは、旧ソ連の諜報機関KGBの元エージェント役を演じるという。本作は、若いロシアのリーダーが、ジョン扮する引退したエージェントのヴィクターを訪ねて、旧ソ連崩壊の真実を明らかにしていくという作品。ポールは本作を次のように説明している。

「ヴィクターという人物は、ロナルド・レーガンの動きを封じようと暗躍していた多くの旧ソ連のKGBエージェントやアナリストたちをもとにしたキャラクターなんです。これは劇映画であり、ドキュメンタリーではありません。でも私は、ストーリーに忠実さと一貫性を持たせて、同時にエンターテインメントとしても楽しめるという点で、今回の映画化でプロデューサー陣はとても賢い方法を選んだと思っています」

また、本作ではジョナス・マッコードとハワード・クラウスナーが脚本、ラルフ・ウィンターとマーク・ジョセフがプロデューサーを務める予定だ。レーガン元大統領を題材にした作品は本作のほかにも、アラン・リックマンがレーガン元大統領を演じた新作『ザ・バトラー』と、マイケル・ダグラスが演じるバージョンの新作『レイキャビク』の2本も進行中。

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