一時期は引退報道もあったジャッキー・チェンだが、一転してビッグニュースが届けられた (C)BANG Media International

俳優のジャッキー・チェンが、シルヴェスター・スタローンが手がける大ヒットシリーズ最新作『エクスペンダブルズ3』に出演することを発表した。

記者会見はマレーシアのクアラルンプールで開かれ、その中でジャッキーは前作『エクスペンダブルズ2』にもオファーがあったものの出演に至らなかった理由や今回の出演決意など、次のようにシネマ・オンラインに語っている。

「スタローンは前作『エクスペンダブルズ2』の時に僕を誘ってくれたんだけど、 僕は『ライジング・ドラゴン』の撮影で忙しかったから残念ながら出演はできなかったんだ。スタローンは今回第3作目でも声をかけてくれたのさ。だから出演シーンの少ないマイナーな役じゃなければ出るっていうことで双方合意したわけなんだ」

またジャッキーは、現在スタローンが本作の脚本を書き直しているところだとも明かしており、それはジャッキーが『エクスペンダブルズ』シリーズ最新作を、自身の『ラッシュアワー』シリーズのような相棒同士が活躍するコメディ・タッチの「バディ・ムービー」にすることもできるとスタローンに助言したからだという。

さらに、シリーズ作品はハリウッド大作の中で「最も嫌いだ」と先日話していたことでも記憶に新しいジャッキーだが、新作コメディー『スキップ・トレーサー』で『ラッシュアワー』シリーズで共演したクリス・タッカーと相棒として再タッグを組むだろうとも話している。

「『スキップ・トレーサー』の脚本は今クリス・タッカーがチェックしているところさ。個人的には、もしクリスが選ぶなら『ラッシュアワー4』を作った方が良かったかもしれないけど、僕は『ラッシュアワー』は3作で十分だって思っているんだ。新しい相棒と新しい映画を作った方がいいと思うよ」

スタローンのほか、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ニコラス・ケイジなど豪華キャストが勢ぞろいする『エクスペンダブルズ3』は、来年にも撮影が開始される予定だ。

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