俳優の堺雅人、内田けんじ監督が、13日から16日まで中国・マカオにて行われた第55回アジア太平洋映画祭に出席した。映画『鍵泥棒のメソッド』で堺は主演男優賞、内田監督は脚本賞など、同作は計3部門にノミネートされた。

第55回アジア太平洋映画祭に出席した堺雅人(右)、内田けんじ監督

堺がレッドカーペットに現れると、周囲は歓声に包まれ、中には名前を書いた垂れ幕を掲げる熱狂的なファンも登場。堺は、授賞式で各国の俳優を代表して、主演女優賞のプレゼンターを務め、「マカオを訪れるのは初めてですが、西洋と東洋、古いものと新しいエネルギーがあわさったすてきな町だと思いました」と語り、「この地にアジアを代表する映画人の皆さまと一緒に立てることを心から光栄に思います」とあいさつした。惜しくも受賞は逃したものの、香港、台湾、中国ほか、世界各国のマスコミが大勢詰めかける中、同作と堺はその存在感を知らしめた。

1954年に創設された同映画祭は、世界で最も古い国際映画祭の1つで、アジア映画製作連盟が主催する映画賞。映画を通じて文化コミュニケーションを促進し、各国の友好関係を強めると同時に、アジア太平洋地域の映画産業の利益向上を図りながら、各国の観光旅行や通商を目的としている。

映画『鍵泥棒のメソッド』は人生が入れ替わってしまった2人の男と婚活中の女性が巻き起こす騒動を描いた喜劇。主演の堺雅人は売れない貧乏人役者、香川照之は記憶を失った殺し屋、広末涼子は婚活中の女性編集者を演じている。映画は現在公開中。