メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」で、会員医師を対象に「医師の服装」に関する調査を行った。調査の結果、半数以上が「清潔感があればどんな服装でも良い」という回答だった。

医師の服装はどんなものがいいか

調査は4月11日~4月17日、「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチで行われ、2,903件の有効回答が得られた。

「医師の身なり(白衣の下のスタイル)についてどう考えていますか?」という質問に対し、52%が「清潔感があればどんな服装でも良い」と回答。クールビズ、清潔、といった観点からネクタイ、ワイシャツにはこだわらず、「患者さんに不快感を与えない服装」というコメントが多く寄せられた。

次に多かった回答としては「落ち着いた服(シンプルな服)が良い」で28%。ジーンズ、ミニスカート、派手なアクセサリー、Tシャツ、などは着用しない方がいいという意見が寄せられた。「白衣の前のボタンをはずしたまま」というスタイルにも批判の声が多い。

一方、「仕事がしっかりしていればどんな服装でも良い」と回答した医師は6%。「仕事の質には関係ない。開業医の小児科の先生に、子どもを怖がらせないための工夫としてアロハシャツを着ている人がいる」「外来から検査、手術とさまざまな部署で連続的に仕事をこなすには、服装というより機能性を重視した着衣とならざるを得ない」などの意見が寄せられた。

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