JR東日本は3月17日より、東北・上越新幹線開業30周年記念展を鉄道博物館(さいたま市)にて開催する。新幹線開業前後の出来事を、写真やパネル、記念品などを中心に展示するとのこと。

開業前の東北新幹線では、200系車両による雪対策試験も行われていた

盛岡駅で行われた東北新幹線開業式典の様子

東北新幹線は1982(昭和57)年6月23日に大宮~盛岡間が開業。同年11月15日には上越新幹線大宮~新潟間も開業した。当初は大宮駅からの暫定開業だったため、東北本線上野~大宮間では「新幹線リレー号」が運転され、「リレーガール」が乗り換え案内を行ったという。

今回の記念展では、建設工事から車両開発、開業までの道のり、東北地方や新潟県をはじめとする沿線住民の期待感、そして熱気にあふれた開業当時の状況までを紹介。開業時から活躍する200系車両の雪害対策映像も展示されるとのこと。

東北・上越新幹線開業30周年記念展は、鉄道博物館2階スペシャルギャラリー1で開催され、会期は3月17日~7月1日。鉄道博物館の入館料は一般1,000円、小中高生500円、幼児(3歳以上未就学児)200円で、同記念展は入館料のみで観覧できる。