スイス・ティチーノ州のロカルノで開催中のロカルノ映画祭で11日(現地時間)、漫才コンビ・ダウンタウン松本人志が監督した映画『大日本人』と『しんぼる』の特集上映が行われた。

ロカルノ映画祭に参加した松本人志監督とキャストの野見隆明、熊田聖亜、板尾創路 拡大画像を見る

10日に現地入りした松本監督は宿泊先のホテルで取材に応じ、「平和ですね。大声を出す人がいない。ホテルで窓を開けてましたけど、クラクションの音が聞こえない」とスイスの印象を。監督作品が3作品しかない松本監督の特集上映が行われるのは同映画祭では異例で「どうなんでしょう。お客さんの反応がありますから。会場を見ていないので、まだピンと来ないのが正直なところです」としつつ、「オリジナリティーしかないですから。僕はそういう映画が面白いと思う。リメイクとか、何かの実写版とかにはそんなに魅力は感じないんで。オリジナリティーがもうちょっと日本でも再認識されるとうれしいですね」と自信を込めて語った。

翌11日、松本監督は屋内上映会場「La Sara」で上映前の舞台あいさつを行った。900人の観客を前にイタリア語で「ロカルノ、オッティモ(イタリア語で「最高」の意)」と力を込めてあいさつ。さらに「ロレックス、オッティモ。ウイリアムテル、オッティモ! アルプス、オッティモ! フェラーリ、オッティモ!」と連呼して会場を爆笑の渦に包みこんだ。あまりの反応の良さに松本監督は「こっちの言葉でやったら予想以上にウケてしまって、困惑している自分に困惑しています」と驚いた様子で、ファンにサインを求められた際には「刺されるかと思った」と苦笑いだった。

海外メディアの取材にも応じた松本監督