女優の常盤貴子と俳優の筒井道隆らが26日、横浜市内のスタジオで行われたドラマ『神様の女房』(NHK総合 10月放送予定 全3回)の制作会見に出席した。

ドラマ『神様の女房』の制作会見に出席した常盤貴子(右)と筒井道隆　拡大画像を見る

同ドラマは、松下電器産業の創業者である故・松下幸之助と妻・むめの夫婦の波乱万丈の物語。現在の松下グループの礎を築き、"経営の神様"と呼ばれた幸之助だったが、新婚当初は事業がうまくいかず極貧生活を送り、むめのが得意の針仕事の内職で支え、時には大きなケンカをしながらも激動時代を乗り越えていく姿を描く。原作は高橋誠之助の同名小説(ダイヤモンド社刊)。

むめのを演じた常盤は「幸之助さんは、こだわる力が凄いんです。周りから見ればどうでもいいことに見えることでもこだわる。これは凄く大きな力で、周りが全面的にサポートしたくなるんですよね」と幸之助の印象を語り、「日常を通して2人の関係性について描いていくので、"松下フリーク"な方で楽しんでもらえると思います」と自信を見せた。幸之助を演じる筒井も「セリフに四苦八苦していますが、失礼のないように頑張りたい」と意気込んだ。

左から、松本利夫(EXILE)、秋野暢子、筒井道隆、常盤貴子、津川雅彦、野際陽子

常盤と筒井は、幸之助・むめの夫婦を演じることに「プレッシャーを感じている」と話したが、撮影現場は和気あいあいとした雰囲気らしく、常盤は「とても楽しくやらせてもらっています。お父さん(むめのの父・井植清太郎役の津川雅彦)と一緒にいる時は盛り上がりますし、野際さん(むめのの母・こまつ役)とのガールズトークでは、筒井さんも入ってこられるんです」と明かすと、津川が「確かに仲良くしゃべってる。亭主に言いつけてやろうかな(笑)」とちゃちゃを入れ、会場の笑いを誘っていた。