女優の常盤貴子が7日、東京・千代田区の国立近代美術館で8日より開催されている「生誕100年 岡本太郎展」の開会式に出席し、テープカットを行った。

「生誕100年 岡本太郎展」の開会式に出席した常盤貴子　拡大画像を見る

現在放送中のドラマ『TAROの塔』(NHK総合 毎週土曜 21:00～)で岡本太郎の養女・敏子を演じている常盤は、一足先に同展を鑑賞し「爆笑ですね。太郎さんの作品は、心を温かくしてくれるし、元気にしてくれる。すごくワクワクしました」と笑顔を見せ、「アートを見るのではなく、芸術しにきてほしいです」とあいさつした。

また、敏子を演じるにあたり、役作りのために多くの作品に触れたという常盤は「太郎さんのことが、日本で一番好きなんじゃないでしょうか。自信はあります(笑)」という入れ込みようで、「太郎さんの最大の作品は敏子さんと出会ったことなんじゃないでしょうか。彼女に会ったことで作品が100倍も1,000倍も広がっていったと思います」と語った。

同展は、3月8日～5月8日の期間で開催。「岡本太郎の人生は"対決"の連続だった」というテーマにもとづき、7つ章に分け、絵画、彫刻、写真、デザインなど約130点が展示されている。