8月21日公開の映画『NECK(ネック)』の完成披露試写会が27日、都内で行われ、主演の相武紗季、溝端淳平、白川士監督が出席した。

映画『NECK(ネック)』の完成披露試写会出席した相武紗季と溝端淳平

同作は、独自の研究でお化けを作り出そうとしている大学院生の杉奈(相武)が開発した、恐怖の妄想が現実になるという「ネックマシーン」の存在をきっかけに、後輩の友和(溝端)やホラー作家の越前魔太郎(平岡祐太)、魔太郎の担当編集者・英子(栗山千明)を巻き込んで、恐怖の世界に足を踏み入れるというホラームービー。作家の舞城王太郎氏が映像化を前提に書き下ろした作品を原案とし、ホラーという要素に加えて登場人物たちの恋愛が爽やかに描かれるという新感覚な作品となっている。

テンションが高く、変わった性格の持ち主である杉奈を演じた相武は「私自身はテンションが高いほうではないので、現場では"上げよう上げよう"として頑張りました。監督からは『落ち着きがないな』と言われちゃいましたけど(笑)」と役作りの苦労を語った。溝端は「元気いっぱいにやりました。現場では僕が一番年下だったので相武さんほかお姉さんたちに甘えっぱなしで」と同じくハイテンションで臨んだといい、相武は「兄弟みたいって言われました(笑)」と笑顔。溝端も「顔も似ているって言われるんですよね(笑)」と話し、観客から「似てる~」という声が上がった。

ネックマシーンに入れられた状態で舞台に登場した溝端は「マシーンに入るのが辛かったですね。力を吸い取られる機械ですよ」と苦笑い

「相武さんは男らしいんです。憧れますね!」と溝端は相武を絶賛

また、"胸キュンホラー"というキャッチフレーズが付いている同作について、相武は「すべてが新感覚。ジェットコースターに乗っているような気分を体感してほしい」とアピールしていた。映画『NECK(ネック)』は8月21日よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほかで全国公開される。

(C)2010『NECK』製作委員会