歌手の真野恵里菜が11日、東京・青山円形劇場で、主演舞台『恋するハローキティ』の公開稽古を行った。

主演舞台『恋するハローキティ』の最終稽古を行った真野恵里菜

今年で誕生35周年を迎えるサンリオのキャラクター、ハローキティとのコラボレーション舞台となる同作は、フランス人形に扮したハローキティが、人間の男の子に恋をしてしまうという物語。人間に変身したキティが、男の子が通う学校に転校し、恋と友情の狭間で心揺れ動くという学園ラブファンタジー。10代の男女向けながら、劇団「空間ゼリー」の坪田文が脚本を担当し、深みのある作品に仕上がっている。

真野は「舞台に憧れていました。自分にしかできないハローキティを演じたい!」と気合十分。「キティは純粋な女の子。思ったことを何でも口にするのは、私と違うところ。台本を読んで憧れましたね。初めて人間の世界に行ったキティの表情がコロコロ変わるとことや子供っぽいところを見て欲しいですね」とアピールした。また、キティが同級生からいじめられるシーンもあり、「リボンが壊れたり、アザができたり大変でした」と話すなど、体当たりで演技に臨んだという。「みんな、最初は遠慮してたんですが、『思いっきりやって!』と言ったら、変わってきましたね(笑)」と笑顔を見せ、「普段では経験できないことを経験できました」と達成感を感じているようだった。

キャストたち。左から、深寅芥、小川紗季、前田憂佳、橋本淳、真野、坂田梨香子、和田彩花、福田花音

『恋するハローキティ』は、青山円形劇場で11月11日~19日の期間で上演。