お笑いコンビのU字工事が6日、都内で行われたBSフジの新番組『5ミニッツパフォーマンス』(12月6日放送スタート)の制作発表に出席した。

U字工事の益子卓郎(右)と福田薫

同番組は、出演芸人が地上波ではなかなか実現できない5分間の持ち時間を生かし、マニア受けするコントや全く新しいパフォーマンスを送るお笑い番組。これまで関根勤や劇団ひとりがシリーズで出演している。第4弾となる今回は、若手芸人のホープであるU字工事が抜擢され、ほかでは見ることのできないキャラコントや書き下ろしの新作漫才など、さまざまなネタを10週にわたって披露する。

出身地の栃木弁を使った漫才でブレイクし、初めて冠番組を持つことになったU字工事の益子卓郎は「栃木漫才として知っている人が多いと思いますが、(番組では)それ以外にも、栃木にこだわらないネタで漫才やコントもやっているので楽しめると思う。別の一面も見てもらいたい」と意気込み、福田薫も「セットを組んでコントをやるのは初めてなので貴重です」と見どころを語った。また、同じ事務所の先輩・大木凡人との共演も見どころの一つという益子は、「事務所に10年近くいるのに2週間前に初めて会って、素っ気なかったけど、ちょっとしゃべったらエンジンがついたみたい(笑)。リハーサルは普通だったのに、本番ではアドリブがバンバン出てきて、プロ意識がすげぇなと思いました」と感心。新鮮な先輩・後輩のタッグに自信をのぞかせた。

コントで使用する派手なネオンの看板を挟んで撮影に挑んだ二人。「栃木なのにこんな看板が…」といった趣旨のよう

「コントをやる意識は正直なかったんですが、今回、機会をいただいてやってみると楽しかった。何でも出来た方がいいですもんね」と益子

一方、司会者から「最近、栃木をないがしろにしているといううわさが地元でありますが?」と突っ込まれた2人は、「なかなか行く時間がなくて……。来年は暇になると思うので行けると思います」と自虐的なコメントで会場を笑わせていた。

『U字工事 5ミニッツパフォーマンス』は、BSフジで12月6日(毎週日曜23:55~24:00)より放送スタート。